#002 2020年9月19日 慰霊碑めぐり

9月19日 第2回会議

 少しずつ涼しさを感じられ始めた頃,2度目の顔合わせが広島市の平和記念公園でありました。1回目に参加出来なかったメンバーも多く,はじめての顔合わせとなった人がいて,やや緊張気味でした。集合時間が近づくにつれて,緊張も溶け始め,少しずつ会話が弾むように。集合時間が朝だったため,新幹線で来たメンバーも⁉︎そんな感じで,2回目の顔合わせ,スタートです。

 まず,1回目のセッションで作成した名札を配布。HIP HOPEをサポートしてくださるNPO法人パンゲアの方や,広島県教育委員会から少しだけお話をいただき,慰霊碑の見学へ。慰霊碑には「E=MC2」の文字が刻んでありました。

慰霊碑を見た後,広島国泰寺高等学校に移動しました。

そこで,当時の市民達が原爆投下後に慰霊碑を作りたいと考えたものの,GHQから「慰霊などの表現を使ってはならない」と言われ,原爆のもととなった法則である「E=MC2」を碑に刻み,平和への思いを込めたのだということを学びました。

そのことを学んだ後,私たちHIP HOPE実行委員会メンバーは,①被爆者の家族②当時日本を支配していたGHQ③慰霊碑を作った人たちの3つの視点からこの慰霊碑について考えてみました。ディスカッションの後は,パンゲアの方を中心にWWL関連の調べ物の際のインターネット使用上の注意を教えていただきました。

全体会議後に各メンバーに①慰霊碑を見ての感想②インターネットの使用についての注意を聞いての感想の2つを聞きました。

ここからは,各メンバーの感想を紹介します。

kanon@県広

①原爆ドームや平和記念資料館は有名で知っていたけれど,慰霊碑の存在は初めて知った。 知っていると思っていても新たな発見やそこに隠された当時の人たちの思いを知れて,もっと自分の知らない原爆や戦争の背景について勉強していきたいと思った。 

②効率の良い検索の仕方や知らなかった危険性を知れて,とても役に立った。また,不法アクセスの世界地図を見てこんなに世界中で危険なことが起きていると知って改めてインター ネットの使い方に気をつけたいと思った。

mayu@国奏寺

①何回も行ったことのある平和公園だったけれど、この慰雪碑は知らなくで驚いた。一度見 ての気づき感想をまとめたり、E=MCの意味を学ぶ活動は初めてだったけれど意見を出し 合う中で、より自分の考えを深めることができた。またさまざまな立場で考えることで多様性を受け入れることなどこれからのグローバル社会で必要な力を学ぶことができたと思う。原爆についてもっと詳しく知り、平和を考えていきたいと思った。 

②いろいろなことを調べ、使っていくからちゃんと正しい使い方でインターネットを使用できるようにしたい。情報をしっかりと選択し意図も考えて使っていきたいと思った。

Aoi@広福

①平和祈念資料館や原爆ドームなど平和公園は行ったことがあったが慰霊碑は初めて訪れた。石碑には不可解な言葉が刻まれてあり、初めはよくわからなかったが、慰霊碑に関する 説明を受けてその言葉の重みやその駐営碑の重要性を感じることができた。 

②普段、日常的に何も危険性を意識することなくインターネットを利用していたがその危険な面を知った。これからインターネットを多用してSECの活動をしていくことになるが気を付けて利用していこうと思った。